温泉で美肌になれるというけれど、それって本当?

お風呂で美肌げっと!TOP > 効果を高める入浴法 > 美肌温泉で肌はきれいになる?
温泉の効果効能は家風呂よりも高いのか?

日本人が大好きな温泉。全国各地に名湯といわれる温泉がありますが、転地効果によるリラックス作用に加えて、 冷え症やリウマチ、関節痛、皮膚病などのさまざまな疾病、疾患に効果があるといわれています。

そんな温泉のなかには美肌になれる温泉なんかもあって人気なんですが、家風呂と比べて何がどう違うのか?理解している人は少ないですよね。 お金と時間を使って、遠出してまで美肌温泉に行く必要があるのか?調べてみました。

温泉ならではの効果効能がある!

家風呂とはココが違う!

同じお風呂でも温泉に浸かるのと家風呂では違います。「温熱効果」「浮力効果」「水圧効果」という点は共通していますが、 普段と環境がガラリと変わることによる心理的な効果(=「転地効果」といいます。)、そして独自の泉質による肌や身体への薬理効果です。

本来なら温泉の「効能」と呼ばれるものは、入浴剤が医薬品のように「●●の症状に効く」と表現できないように、 「効能」ではなく、「適応症」と表現しなければいけないんですが、そんなことを律儀に守っている温泉なんかないですよね。

温泉は、その泉質によって9タイプに分類されています。

  • 単純泉・・・刺激が少なく、美肌・鎮静作用がある。
  • 塩化物泉・・・湯冷めしにくい。殺菌作用があり、傷の治療などに。
  • 炭酸水素塩泉・・・美肌、冷えなどに効果。
  • 硫酸塩泉・・・脳卒中、傷の治療に。
  • 二酸化炭素泉・・・いわゆる炭酸水風呂。血管拡張作用に優れる。
  • 含鉄泉・・・造血作用があり、婦人科系のトラブルに悩む方向け。
  • 硫黄泉・・・生活習慣病の疑いがある方向け。肌への刺激が強い
  • 酸性泉・・・殺菌作用が強い。肌にはかなり負担がかかる。
  • 放射能泉・・・痛風の方向け。

泉質によっていろいろな効果効能があります。

美肌効果を期待して温泉に行くという場合、覚えておきたいのは泉質が酸性なのか?アルカリ性なのか?ということです。 酸性のお湯は肌が引き締まる感覚があり、アルカリ性の温泉はぬるぬるしているのが特徴です。

アルカリ性の温泉に入ると、皮脂が溶けて角質が軟化するので肌がすべすべになります。 酸性の温泉は肌が弱い人にはちょっと刺激が強いんですが、こちらも肌表面の古い角質をはがしてくれるので、肌がすべすべになります。

もうお分かりのように温泉にはピーリング効果があるということです。アルカリ性の温泉にしろ、酸性の温泉にしろ、 浸かった後に肌すべすべになって透明感がでてくるのはそういう理由があるからなんです。

アフターケアの保湿はいつもよりも念入りに。

温泉に浸かることで、肌がすべすべになるのは、ご説明したように天然のピーリング効果があるからです。 ホームケア用のピーリング化粧品を持っている人もいると思いますが、それらと比べると明らかに温泉のピーリング効果のほうが上です。

美容皮膚科に通っている人ならともかく、ほとんどの人にとって温泉で初めて本物のピーリングを体験するわけなので、その美肌効果に感動すると思います。 ただ、初体験ゆえにピーリング後の肌のカサカサなどにとまどうかもしれません。

ピーリング後の肌というのは、肌のバリアの役割を果たす角質層が削れてしまっている状態なので、乾燥や外部刺激に非常に弱くなっています。 カサカサの原因はこれです。そのため保湿をいつもよりも念入りにしなくてはいけません。

温泉に売っている温泉水を配合した化粧水なんかを使ってもピーリング後の肌にはしみるだけですから、 油分の多い乳液やクリームを使って肌を保護してあげないといけません。

ベタつきが気になるからと油分の多い乳液やクリームといった保湿アイテムは使わないという人もいると思いますが、 ピーリング後の弱った肌の保湿ケアにおいてはそんなことをいっている場合じゃありません。

温泉でスベスベになった肌をキープするためには不可欠なことなので覚えておきましょう。

「美肌温泉で肌はきれいになる?」のまとめ
  • 転地効果や薬理効果が加わるのが家風呂との違い!
  • 泉質によって温泉は9つに分類できる!
  • 温泉で肌がすべすべになるのは天然のピーリング効果があるから!
  • 温泉に浸かった肌には、いつもより念入りな保湿が必要!

家風呂よりも効果が高い温泉ですが、泉質によっては毎日浸かるとなると逆効果のものもあるので注意。 当たり前ですが、日本の名湯を模倣した入浴剤では同じような効果効能は得られませんよ。