お風呂の温度や時間を調節する

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バスクリンの社員さんが教えてくれた入浴術

Twitterをやっていたら「バスクリンの社員が教える究極の入浴術」というツイートが流れてきました。 それによると、目的にあわせてお風呂の温度であったり、時間を調整するのがどうやらいいみたいなんですね。

必ずしもこのとおりにお風呂に入ったほうがいいというわけではないと思いますが、目安としては役立つと思いますので紹介しておきます。

バスクリンの社員が教える究極の入浴術

目的に合わせて試してみよう!

■ 疲れにくい身体をつくりたい!

温度40度、肩までつかる全身浴、入浴時間は20分

■ 朝の眠気をすっきりさせたい!

温度43度の熱いシャワーを浴びる。→交感神経が優位になり、活動的になれる。

■ 疲れて帰ってきた夜には、、、

精神的なストレス、足の疲れには温度39度(冬は40度)で15分の入浴。初めの5分は全身浴で残り5分は半身浴で足の疲れをとる。

■ 集中力を高めたい!

温度42度の熱めのお湯に3分だけ浸かる。夏は半身浴、冬は全身浴で。

■ デスクワークで疲れているとき

温度41度のやや熱めのお湯に肩までつかる全身浴、入浴中にストレッチをする

■ つらい疲れ目を何とかしたい!

温度39度(冬は40度)で15分間浸かる。最初の5分は全身浴、残りの10分は半身浴でまぶたの上にタオルを置く

■ 質の高い睡眠を取りたいとき!

温度39度のぬるま湯で10分ほどお湯に浸かる。体温が下がるときに眠気もやってくる。

~ここまで。

応用が効くように補足させてもらうと、お湯の温度が41度を超えると交感神経が優位になり、40度以下だと副交感神経が優位になります。 眠気を覚ましたいとかこれから頑張るぞというときは熱いお湯につかるかシャワーを浴びて、もう休みますというときはぬるま湯にします。

入浴時間にかんしては、5~20分と幅がありますが、時間が長いほうがより血が巡ります。だいたい1分間で1周するといいますから、 10分だったら10周血が全身をめぐり、15分だったら15周ということです。

温められた血液が全身をめぐる回数が増えるほど、身体はじっくり温まっていきます。ただ、長湯すればそれだけ体温が上がりすぎてしまったり、 血圧を急降下するといったことがでてくるので、注意が必要になります。

半身浴に比べると全身浴のほうが水圧が全身にかかるので、より血流を促進したい場合は全身浴のほうがいいです。

バスクリンさんは、入浴剤を開発しているだけあって数多くの実験からお湯の温度と時間でどう身体への作用が変わるかというデータをたくさん持ってます。 なので、今回のバスクリンさんの入浴術の温度と時間もきちんと根拠があってのものだと思うので、信じても大丈夫だと思います。

冬のお風呂は危険がいっぱい!

熱いお湯に注意!水分補給も欠かさないこと

ここまで、いかにお風呂が素晴らしい習慣であるか、健康と美容のためには不可欠なものであるかをお伝えしてきましたが、 年間1万4000人の方が実は入浴中に亡くなっています。これは交通事故による死亡者数よりも多い数です。

入浴中の事故のポイントになるのは「温度差」です。

温かいところから急に寒い脱衣所や浴室に入ると血圧が急激に上がります。そしてお湯に浸かれば浸かったで、今度は急激に血圧が下がるので心臓や血管に大きな負担がかかってしまうんですね。

若い人の身体はまだこうした血圧の急変動に耐えられるんですが、心臓も血管も弱って脆くなっている高齢者になると、ちょっと危ないところがでてきてしまいます。

脱衣所や浴室の温度に気を付けて、お風呂の温度も心臓や血管に負担をかけないようにぬるめにして半身浴をする。発汗が進んで血液がドロドロにならないように入浴前後で水分補給も欠かさない。

これだけしっかり注意点を守ってお風呂に入ってもらえれば、入浴中の事故はかなり減らせると思うんですが、まぁ気を付けている高齢者は少ないでしょうね。 それこそ家族がいたり、介護する人がいて、見守っていてもらえないと高齢者一人では難しいと思います。

これを読んでいる方の中には自分は若いから入浴中の事故とは関係ないと思っている人もいると思いますが、肥満体型の方、血圧が高めの方、 心臓病や糖尿病という方は、人一番気をつけないといけないことです。

それから、アルコールが入った状態で入浴すると、アルコールが血圧降下を促進してしまうこともあって、意識障害に近い形で失神して、 そのままお湯に浸かったまま眠ってしまって、溺死するということがあります。

たまにお風呂で寝てしまうとか、いいようのない眠気に襲われるという人がいるんですが、余程疲れているケースを除いてそういう状態になるという場合は、 血圧が急降下して脳の虚血が起こっている可能性もあります。そのまま水没して溺死ということもあるので、十分注意してください。

「目的別に温度と時間を調整する」のまとめ
  • お湯の温度と入浴時間でONとOFFがコントロールできる!
  • 入浴時間は長すぎても問題があるので長くても20分程度!
  • 温度差に起因する入浴中の事故が冬には増えます!
  • 入浴中の睡眠は実はとっても危険です!

メリットだけお伝えするのはバランスを欠くと思ったので、お風呂のデメリットや事故についても触れておきました。 お風呂で寝てしまうのは溺死につながるので本当に注意が必要です。